【住宅購入検討のお悩み解決】マンション購入検討の実例公開

ごろう

マンション購入ってどうやって選んだの?

ぱん

そんな疑問にお答えします。

  • この記事を書いている私たちについて(記事の信頼性)
  • 2022年新築マンション契約予定(どこかはナイショですが都市圏です)
  • 30代共働き新婚夫婦
  • 子供はまだいません
  • この記事が参考になりそうな方
  • 新婚夫婦でこれから住宅購入を検討する方
  • お互いの家に対する価値観を見極めながら検討する方
  • 共働きで時間がないけど、住宅購入を検討する方

今回は、購入前に物件の検討を進めていくにあたって確認したステップや調べた結果について経験したことをお伝えします。どう進めていけばよいか分からない人の参考になれば幸いです。

私たちの住宅購入の流れは、以下のSTEPの通りです。                               ※新築マンション購入の道筋となりますので、一般的な方法とは違う箇所もあるかもしれませんのでご了承ください。

本記事では、住宅購入の一番初め、STEP1:物件の条件の洗い出しです。

STEP
物件の条件の洗い出し
STEP
資金計画を立てる
STEP
物件を見に行き、比較検討
STEP
物件決定から契約の手続き
STEP
入居前準備
STEP
入居へ

     

早速、私たちが検討してきた流れをご紹介させて頂きます。

目次

なぜ購入と決断したのか?

まずは、本当に購入で良いのか?という確認から入りました。

世間体的に、結婚したら次は家を固めて。。。                                   そんな一般常識に流されて本当に自分たちの望む人生に「住宅の購入」という人生で一番大きな買い物を決めてしまってよいものか。

そこで、賃貸という選択肢を選び続けた際のリスクをリストアップし、判断しました。

 リスク1.高齢になった場合の賃貸保証リスク(貸してもらえないかも)

 リスク2.貸主理由での意図しない移動リスク

 リスク3.引っ越し費用のコストデメリット

 リスク4.途中で買いたくなってもローンを組む難易度が高くなる

一生賃貸という選択肢は、上記のリスクがあるということを二人で認識しました。

上記に加えて、コスト的にはどのようなデメリットがあるのか、仮に計算してみました。

  • 家賃月10万円×35年=4200万  ⇒ この時点で4200万!!!
  • 更新費用10万円(2年更新) =175万                                      ※子供が生まれれば、家賃は上がっていくと想定し、家賃10万計算です。

もし、引っ越しをしなければならない状況になれば、プラスで引っ越し費用が掛かります。

こんなにかかるなら買った方が良いのでは?

加えて賃貸は用途や希望に合わせて移動できるメリットもあるが、購入の方が安心に生活できる可能性が高い。

こういった論理で私たちは、購入という判断を下しました。

こうやって一つずつ整理して、資料に落とし込んで進めていきました。                        ぜひ十分に話し合って、将来後悔しないように一つずつしっかりとメリットデメリットを話していくことをオススメします。

エリアの決め方

エリアについては、下記3つの条件が二人の希望する重要条件に近いと想定し、話し合いました。

実際にこの時点でSUUMOで良いなと思った物件をもとに下記の条件に当てはめて、当てはまりそうなら資料に落とし込んでいくといった作業を行いました。

調べた方法は、Googleマップです。

  • ①勤務地からの距離

 Googleマップを利用し、実際の通勤時間・利用するであろうルートの時間を算出しました。

 SUUMOで見つけてきたマンションの住所をグーグルマップへ入力し、そこから勤務地まで実際の通勤時間・利用するであろうルートの時間を調査し、共働きなので2人分算出し、比較するためにExcelに入力しておきました。

注意点は、ドアトゥドアの時間を見ることです。乗り換え案内だけでは、電車乗車時間しか分かりません。

最近のGoogleマップの精度は高いので、実際の地点から算出しましょう。その際、階数は考慮されないので階数が高い自宅もしくは職場は、考慮しましょう。

  • ②実家からの距離

 親兄弟からの距離についても現在との比較を行いました。

 こちらもGoogleマップで車利用・電車利用を算出し、書き出すことで比較しました。

  • ③住環境

 住環境で私たちが重要視した条件は、下記です。

  1.  小学校までのルートが安全であるか(大型道路を通らない)
  2.  良いスーパーが近いこと(徒歩圏内)
  3.  自然で遊べる場所が近いこと(徒歩圏内)
  4.  騒音が少ないか(夜中の騒音)

 (4)以外は、Googleマップを使い、周辺施設の有無や道路をストリートビューで確認しました。

 騒音が少ないかは実際に物件の周りを昼夜調査しに行くしか方法はありません。

これである程度重要な条件というのを絞り込むことができました。

【欲しい物件の条件】と【嫌な物件の条件】を洗い出し

続いて、欲望のままに欲しい物件と嫌な物件の条件を洗い出しました。

こちらもSUUMOを見て、これは嫌だな~とか、この物件のこの部分は良いよな~というのを集めて集約しました。

欲しい物件の条件

  1. 駅徒歩10分以内
  2. スーパー徒歩圏内
  3. 3LDK
  4. ワンフロア
  5. リビングの広さが最低12帖以上

2の住環境と重複しますが改めて希望する条件の洗い出しをしました。

妻がワンフロアが希望ということでこの時点でマンション確定となりました。(実際都市圏で希望条件を満たす一戸建ては非常に難しい)

当初私は、駅徒歩は重要視しておりませんでしたが、話し合っているうちに必要条件に入れることにしました。

 

嫌な物件の条件

  • だんじり祭りがあるなど、自分たちとかけ離れたイベントの有無
  • 歩き・チャリたばこ不可
  • 駅前パチンコ不可
  • 高速道路近くなど大型トラックが通る道路の近く
  • におい
  • 夜うるさい場所 コンビニでたむろ族・夜うるさいバイク族

こちらは、都市圏に住んでいる以上、仕方がない部分もあり、諦めてはおりますが、

もともと田舎暮らしの二人のため、慣れないものは慣れない。

できれば避けたいという条件をあえて出すことでお互いの感覚のすり合わせにもなりました。

災害リスクの確認

私たちは、災害の多い日本に住んでおりますので地震・津波・河川の氾濫については、非常に気になるところです。

こちらは、下記を参考に資料に落とし込みました。

  • 都道府県公表のハザードマップ
  • 国土地理院のサイトの「地図・空中写真閲覧サービス」

◎地震

 ・ハザードマップを確認する限り、私たちの住居予定の地域は、避けて通れないと思いました。

 こちらのリスクは、防災対策を取るしかありません。

◎津波・河川の氾濫

・ハザードマップを確認することでリスクの高い地域を選ばないことで対策が可能です。

また、昔の地図も確認しました。例えば、マンション建設地が池だったとか、問題を起こした工場だったとか、を確認することができます。知らなかったではなく、調査不足だと思います。

こちらは、国土地理院サイトから該当地域の昔が分かる資料を確認しました。

結果、私たちの検討地は、工場でも池・湖でもありませんでした。

一方、リスクの高い地域は、価格が控えめなのでどうリスクと向き合うかだと思います。

予算を出す

予算については、年収の何倍が目安というところで算出。一定の目安にはしました。

こちらは別記事でご紹介予定です。

SUUMOを見まくる日々

条件を設定しては、少し広げたり、狭めたり。

どんなマンションがあるのか、再度二人で見てあーだこーだしました。

結果的に、このように長く物件について話し合ったことで、本当に必要な物件の条件がブラッシュアップしていきました。

もちろん、それを整理して定期的に共有する。という点がご注意です。

そうこうしてても埒が明かないので、エリアを絞って中古マンションの相場を算出しました。

市況の確認

希望条件で見た結果:た、高い。。。

色々な新築・中古マンションをSUUMOで見た結果、市況を次のように判断しました。

  1. 希望条件でみると予算オーバーが平均価格
  2. 都市圏中心部では価格が高騰
  3. 中古マンションの価格推移(2006~2020年データ)は、緩やかに上昇しており、都心部はもっと急上昇している

という市況があることが分かりました。

ここから取る戦略は2つしかありません。

  1. 希望条件の見直しを行い、価格の安いマンションを探す
  2. 予算を上げる

このあとの私たちが下した判断は、また別の記事でご紹介します。

今回は、選定に際して考えた基準をお伝えしました。

まとめ

私たちは、まだ新婚夫婦でお付き合いしてからもそんなに経っていないので、話し合って希望を出し合うより、SUUMOの物件を見た感想や、実際に新築マンションサロンや中古物件を見に行った際に、ポロポロと出てきたものをリストアップしました。

下記のようにたくさんの要素を挙げさせて頂きました。

一世一代の大きな買い物である住宅購入。

後悔しないように私たちは、資料(powerpointとexcel)に決めたことを落とし込みながら進めました。

良い物件が出てきたときの指標にすることでその物件がもつリスクを見極め、自分たちが受容できるかできないかの判断基準を持つことができました。

  • 購入か、賃貸か?
  • エリアの決め方
  • 欲しい物件・嫌な物件
  • 災害リスク
  • 予算
  • SUUMOを見まくる
  • 市況の確認

他にもSTEPがまだまだありますので、私たちがどのように考え、物件を購入したのか赤裸々にお伝えする予定です。

ご参考になれば幸いです。

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